フェーズ1「総合型選抜を知る」

総合型選抜の対策は何から?評定・英検・課外活動とスケジュール

総合型選抜の対策の全体像。評定平均はいつから見られるか、英検は何級が必要か、課外活動は何をすればいいか、高1〜高3のスケジュールをまとめました。

アプリの授業 5本・約18分ぶんの要点

1合格までの5ステップ

対策の全体像

合格までの5つのステップ

この5つを順に積み上げていきます。小論文だけは、最初から最後までずっと並行して続けます。

  1. 1自己分析→
  2. 2テーマ設計→
  3. 3活動・記録→
  4. 4志望理由書→
  5. 5面接対策
メパ

小論文は最後にまとめてじゃなく、最初から少しずつ

よくある不安

「実績がない」は、心配しなくていい

実績は「あるかないか」ではなく「これから作るもの」。日常の小さな関心から、ボランティア・探究・読書・発信などを始めれば大丈夫です。

  1. 1興味を見つける→
  2. 2活動を始める→
  3. 3言葉にする
メパ

実績は「あるもの」じゃなく「これから作るもの」

25ステップを、例で見てみよう

ステップ1 自己分析

なぜ、自己分析から始めるの?

大学が知りたいのは「なぜ、あなたがそれを学びたいのか」。その答えは、あなたの経験の中にしかありません。自己分析は、その経験を掘り起こす作業です。

伝わらない伝わる
志望理由書でいちばん伝わるのは?どこかで聞いた立派な話あなたの経験から生まれた話
だれでも書けるあなたにしか書けない
メパ

自己分析は、志望理由書の材料を集める作業なんだ

ステップ2 テーマ設計

自己分析から、探究テーマが生まれる(例)

自己分析で出てきたこと探究テーマ
部活で大けがをして、半年リハビリに通ったけがをした高校生が、安心して競技に戻れるしくみとは?
祖母の介護を、家族みんなで手伝ってきた高齢者が、住みなれた地域で暮らしつづけるには?
SNSで、友だちとのトラブルに悩んだ10代がSNSで傷つかないために、何ができる?

わかりやすくするための例です。身近な経験からで大丈夫

メパ

テーマは「自分の経験」+「社会への問い」でできているよ

ステップ3 活動・記録

テーマに合わせて、小さく動いてみる(例)

例:けがのテーマなら、スポーツ医学の本を読む → 理学療法士さんに話を聞く → 部活でけが予防の勉強会を開く → わかったことを記録する。

  1. 1調べる→
  2. 2聞く→
  3. 3動く→
  4. 4ふりかえる
メパ

すごい活動じゃなくていい。テーマにつながっていることが大事

ステップ4 志望理由書

志望理由書は、5つの段落で組み立てる(例)

メパ

5つの段落が、1本の線でつながっているのがポイント

ステップ5 面接

面接では、志望理由書が質問になる(例)

書いたことを深く聞かれるので、自分の経験と考えを、自分の言葉で話せるようにしておきます。

志望理由書の段落聞かれる質問の例
きっかけそのけがで、いちばんつらかったことは?
問題分析なぜ、部活には専門家が少ないと思う?
大学での学びなぜ、ほかの大学ではなく、うちの大学なの?
メパ

書いたことを、自分の言葉で話せれば大丈夫

ずっと続けること

小論文は、最初からコツコツ

小論文で差がつくのは、知識です。知識は一気には身につかないので、最初から少しずつためていきます。

  • ニュースを1日1本テーマや学部に近い記事を読んで、一言でまとめる
  • 本を月に1冊行きたい学部の分野の入門書を読む
  • 短く書く練習200字くらいで、自分の意見を書く。慣れたら長くしていく
メパ

知識は一夜漬けできない。だから最初からなんだ

3評定平均の目安

評定平均

評定平均は、高1から見られる

  • 学校の成績(5段階)の平均高1から高3の1学期までの成績が、調査書に載る
  • 出願の条件になることも「評定平均〇以上」が条件の大学・学部がある
メパ

高3になってからでは、取り戻しにくい

出願の条件

評定の条件は、大学・学部によってさまざま

条件のタイプどういうこと?
条件なし評定を問わない。書類・面接・活動で勝負できる
「3.5以上」など評定平均がその数字に届かないと、出願できない
「4.0以上」など高い評定を求める大学・学部もある

同じ大学でも、学部・方式・年度で条件はちがいます。必ず最新の募集要項で確認しよう

メパ

志望校の条件は、最後は募集要項で確かめよう

4英語資格の目安

英語資格

必須ではないけど、出願できる大学が広がる

  • 出願の条件や加点になる「英検2級以上」などを条件や加点にする大学がある
  • 受けられる回数には限りがある早く始めた人ほど、余裕を持って取れる
メパ

英検は「選べる大学を広げる」パスポートみたいなもの

英語資格の扱い

英語資格の扱いも、大学・学部によってさまざま

扱いどういうこと?
問わない英語資格がなくても出願できる
出願の条件「英検2級以上」など、持っていないと出願できない
加点・換算持っていると点数に加えたり、英語の試験の点に置きかえたりできる

求められる級やスコアは、学部・方式・年度でちがいます。最新の募集要項で確認しよう

メパ

資格を問わない大学もたくさんあるから、持っていなくても大丈夫

5いつから始める?

受験生のスケジュール

出願は高3の9月。準備は高1・高2から

時期やること中身
高1〜高2対策スタート自己分析・英語資格・評定・課外活動(実績づくり)
高3の6月ごろ1次書類の準備志望理由書・自己推薦書・課題論文など
高3の9月〜1次書類の提出(出願)大学ごとに締切がちがうので、早めに確認
高3の10〜11月2次試験小論文・面接・プレゼンなど
合格発表のあと入学の準備入学金の支払いなど
メパ

出願は高3の秋。でも中身づくりは、高1・高2から始まってるんだ

始めどき

いつから始めれば間に合う?

「もう遅いかも」と思っても、あきらめる前にできることはあります。

始める時期様子
高1〜高2前半★★★★★ 理想的評定・資格・実績づくりを計画的に進められる
高2秋〜高3春★★★★☆ ベストタイミング多くの合格者がこの時期から始めている
高3春〜夏★★★☆☆ 頑張れば間に合う志望校を絞り、強みに集中して短期集中で
高3秋〜★★☆☆☆ 条件付きで挑戦できる出願が遅い大学や、評定を問わない大学に絞れば挑戦できる
メパ

「もう遅いかな」より「今日から」。できることは必ずあるよ

おさらいクイズ

押すと答えが出るよ

  • Q総合型選抜の対策で、最初にやることは?

    自己分析

    まずは自己分析。自分の経験・価値観・強みが、志望理由の芯になります。

  • Q合格までの5ステップを、順番に並べよう

    自己分析 → テーマ設計 → 活動・記録 → 志望理由書 → 面接対策

    まずは自分を知ることから。このアプリのフェーズ3〜7も、同じ順番で進みます。

  • Q小論文の対策は、志望理由書を書き終えてから始めればいい

    × まちがい

    小論文は知識がものをいうので、最初から少しずつ。ニュースや本で知識をためて、短い文から書く練習を続けよう。

  • Q総合型選抜は、受賞歴などの実績がないと受からない

    × まちがい

    実績は「これから作るもの」。日常の興味から始めた活動でも、十分に材料になります。

  • Q好きなことは「カフェめぐり」。探究テーマとして、いちばんいいのは?

    地方のカフェは、町のにぎわいをどう生み出している?

    テーマは「問い」の形で、社会につながっているのがポイント。好きなことからでも、問いにすれば立派な探究テーマになります。

  • Q活動は、全国大会レベルのすごいものでないと意味がない

    × まちがい

    大事なのは、テーマにつながっていること。小さな活動でも、なぜやったか・何がわかったかを語れれば、十分な材料になります。

  • Q志望理由書の5つの段落を、順番に並べよう

    志 → きっかけ → 問題分析 → 解決策 → 大学での学び

    「何をしたいか(志)」から始めて、そう思った経験、問題の原因、解決の考え、大学で学ぶことへとつなげます。

  • Q評定平均に入るのは、いつからの成績?

    高1から

    高1の成績から入ります。今の定期テストが、そのまま出願の条件に関わることもあります。

  • Q「評定平均〇以上」が出願の条件になっている大学・学部がある

    ○ 正しい

    あります。条件に届かないと、出願そのものができません。だから毎回の定期テストが大事です。

  • Q英検を受けるのにいい時期は?

    高1・高2のうちから、早めに

    英検は年に数回しか受けられません。高3の夏に慌てないよう、早めに挑戦しておくと安心です。

  • Q英語の資格がないと、総合型選抜は受けられない

    × まちがい

    資格を問わない大学・学部もたくさんあります。あると出願できる大学が広がる、というものです。

  • Q総合型選抜の流れを、順番に並べよう

    自己分析・活動 → 志望理由書の準備 → 出願(書類を出す) → 面接・小論文 → 合格発表

    高1・高2で材料を集め、高3の6月ごろから書類を準備。9月から出願して、10〜11月に2次試験です。

  • Q高2のうちにやっておくといいのは?

    自分の興味を探して、小さく活動してみる

    高2は材料を集める時期。興味を探して動いた経験が、あとで志望理由書の中身になります。

メパ

この内容は、アプリのフェーズ1で学べます

読むだけでなく、クイズで確かめて、自分のことを書きながら進めます。フェーズ1〜4は、ずっと無料。登録は1分です。